システムトレードの達人」は、テクニカル指標が色々あり、それを組み合わせて買い条件と売り条件を設定します。そして、現実の売買通り、基本手数料なども設定していきます。それらを初心者の方でも簡単に操作できるようにしました。森下さんは、この「システムトレードの達人」に触れるのは、今日が初めてですが、いかがでしょう？

簡単にできそうです。

話は変わりますが、いわゆる株の有名投資家やアナリストがいます。そして、彼らが「この銘柄上がりそう」と聞くと、それを買いに走る人も多くいらっしゃると思います。しかし、それの銘柄は本当に上がるのでしょうか？それは、正直誰にも分からないですよね。結局、システムトレードは人を当てにするのではなく、自分を当てにします。過去のデータをもとに、自分が信頼できる売買ルールを発見し、その法則（売買ルール）に従い、淡々と売買を続けます。ただし、本当に、システムトレードを実践しようとすると、プログラム等の専門知識が必要となってきます。そこで、今回使用している「システムトレードの達人」は、プログラムが組めなくても、システムトレードができるように開発しました。特に、見た目にこだわりました。システムトレード中上級者は、理解できても、初心者の方が、理解できなければ、このようなソフトウエアは使うことが非常に難しくなってしまいます。もしくは、パソコンが苦手な方も非常に難しくなってしまいます。そこで、試行錯誤してこのような見た目になりました。

【初心者向け：「標準モード」画面】



【中上級者向け：「達人モード」画面】




これは、開発秘話ですが、見た目は相当苦労して作りました。実は、設定や入力する際、使用しないボタンなどは全て隠れるようになっています。また、使用しないボタンなどは、マウスでクリックしても反応しないようになっています。実際のユーザーの方には詳しく説明しないと全く気付かない部分だと思いますが。

そうなのですね。確かに、そのあたりの細かい工夫は、お話を伺うまで分かりませんでした。しかし、このわずかな時間ですが、使ってみて、非常に分かりやすく操作が簡単だという印象は間違いなく受けました。

それを目標に開発しましたので、そうおっしゃっていただけると、非常に嬉しいです。例えば、学生の方から、パソコンが苦手なお父さん等も、簡単に使えることを目指して開発しました。まさに、開発者冥利に尽きるというところですね。

使いやすさが伝わったところで、一つ面白い話をしましょう。投資をしている人であれば、必ず興味がある内容だと思います。